キャバクラの料金システムを徹底解説!初心者でも安心して楽しむためのガイド

キャバクラの料金システムを徹底解説!初心者でも安心して楽しむためのガイド
著者プロフィール
        キャバクラ評論家・キャバクラライター K.S
キャバクラ評論家・キャバクラライター K.S(40代)
元出版社勤務。20代の頃から夜の街文化に興味を持ち、独立後はキャバクラを中心としたナイトライフ産業を専門に執筆活動を展開。キャバクラを単なる接客業ではなく「人と人の交流が持つ芸術」として捉え、その文化的価値を追求。偏見の払拭し、読者に新たな視点を提供しながら執筆活動に取り組んでいる。

キャバクラに興味があるけれど、「料金システムが複雑そう」「ぼったくられるのが怖い」と感じていませんか?

この記事では、キャバクラの料金がどのように決まるのか、項目ごとの相場や、予算に合わせた楽しみ方を徹底的に解説します。この記事を読めば、初心者の方でも安心してキャバクラの夜を満喫できるようになります。

【この記事のまとめ】
  • キャバクラの料金は、時間制のセット料金に加え、指名料、ドリンク代、延長料、サービス料などが加算される仕組みです。各項目の相場を事前に把握することで、予算を立てやすくなります。
  • 初心者の方は、予算に合わせたシミュレーションを参考にすると安心です。例えば、1万円程度なら体験利用、2万円前後なら本指名をして楽しむなど、目的を明確にすると良いでしょう。
  • キャバクラで「ぼったくり」に遭うことはほとんどありませんが、料金についてよく理解していないと、予想外に高額な請求をされて驚いてしまうことがあります。

キャバクラの料金システムの基本

キャバクラの料金システムの基本

キャバクラの料金は、時間制を基本に、さまざまな追加料金が加算されていく仕組みになっています。

主な料金項目は以下の通りです。

  • セット料金(席料):時間単位の基本料金
  • 指名料:特定のキャストを指名する料金
  • ドリンク代:キャストや自分の飲み物代
  • 延長料:規定時間を超えた場合の料金
  • サービス料・消費税:合計金額に加算される料金

これらの料金項目が組み合わさって最終的な会計金額が決まります。

各料金項目の詳細と相場

セット料金(席料)

キャバクラの料金体系の核となるのが、このセット料金です。

これは「席代」と「時間ごとの基本料金」を合わせたもので、お店に滞在する時間に応じて課金されます。一般的に、40分〜60分を1セットとするお店が多く、料金は地域や店舗のグレードによって大きく異なります。

  • 相場:3,000円〜10,000円

大都市の高級店では1時間10,000円以上することもありますが、地方都市やリーズナブルな店舗では5,000円以下で楽しめることも多いです。

指名料

キャバクラでは、気に入ったキャストを自分の席に呼んで接客してもらうために「指名」というシステムがあります。

指名には「本指名」と「場内指名」の2種類があります。

  • 本指名:初めての来店時、または2回目以降の来店時に、特定のキャストを指名するシステムです。一度指名したキャストは、来店中はあなたの席に専属でついてくれます。
    相場:2,000円〜5,000円
  • 場内指名:本指名をしていない場合、最初のセットで席についたキャストが気に入ったときに、そのまま接客を延長してもらうシステムです。
    相場:1,000円〜3,000円

ドリンク代

キャバクラでは、自分とキャストの飲み物代が別途かかります。

  • 自分の飲み物:ソフトドリンクからアルコールまで、メニューから好きなものを選べます。
    相場:500円〜1,500円(ソフトドリンク)、1,000円〜3,000円(アルコール)
  • キャストの飲み物:キャストに「何か飲む?」と聞いて、代わりに注文してあげるのがスマートです。
    相場:1,000円〜2,000円

この他に、シャンパンや高級ボトルを入れると、一気に料金が上がります。特別な日や、キャストの誕生日などを盛大に祝う際に注文されることが多いです。

延長料

セット時間を超えて滞在する場合に発生する料金です。ほとんどのお店では、セット料金と同じ金額が次のセットに適用されます。

  • セット料金と同額

「延長しますか?」と聞かれたら、会計を一度済ませるのか、そのまま延長するのかを決めましょう。

サービス料・消費税

最終的な会計金額に、サービス料(10%〜25%)と消費税(10%)が加算されます。

特にサービス料は店舗によって料率が大きく異なるため、事前に確認しておくと安心です。

予算別シミュレーション

予算別シミュレーション

初めての来店で、どのくらいの金額になるのか不安な方も多いでしょう。ここでは、予算別のモデルケースを紹介します。

【予算:1万円以内】

まずは「体験入店」のような感覚で、お店の雰囲気を楽しむのがおすすめです。

【料金内訳】

  • セット料金(40分):6,000円
  • 指名料:なし
  • 自分のドリンク:1,000円
  • キャストドリンク:2,000円
  • サービス料・税金:合計金額の20%と10%(約2,700円)
    ⇒合計:約11,700円

【予算:2万円以内】

お気に入りのキャストを見つけて本指名し、1セット楽しむことができます。

【料金内訳】

  • セット料金(60分):8,000円
  • 指名料:3,000円
  • 自分のドリンク:1,000円
  • キャストドリンク:2,000円
  • サービス料・税金:合計金額の20%と10%(約4,290円)
    ⇒合計:約18,290円

【予算:3万円以上】

複数セットの延長や、少し高めのボトルを入れるなど、より充実した時間を過ごせます。

【料金内訳】

  • セット料金(60分×2セット):16,000円
  • 指名料:3,000円
  • 自分のドリンク:1,000円
  • キャストドリンク:4,000円
  • サービス料・税金:合計金額の20%と10%(約7,400円)
    ⇒合計:約31,400円

ぼったくりを避けるためのポイント

ぼったくりを避けるためのポイント

キャバクラで「ぼったくり」に遭うことはほとんどありませんが、料金についてよく理解していないと、予想外に高額な請求をされて驚いてしまうことがあります。

安心して楽しむために、以下の点を押さえておきましょう。

入店前に料金システムを確認する

お店の入り口やウェブサイトに記載されている料金表を必ず確認しましょう。「初回限定セット」など、お得なプランがあるかどうかもチェックします。

キャストに高額なボトルを勧められても断ってOK

キャストは営業として高価なボトルを勧めてくることがあります。「今日はいいよ」「また今度ね」と笑顔でスマートに断りましょう。

予算を伝えておく

入店時やキャストとの会話の中で、「今日は〇円ぐらいで楽しみたいんだ」と伝えておくと、キャストも配慮してくれます。

明細を必ずチェックする

会計時に出される伝票は、項目と金額が合っているか必ず確認しましょう。不明な点があれば、遠慮なく従業員に尋ねてください。

まとめ:料金システムを理解して、キャバクラを安心安全に楽しむためのポイント

キャバクラは、料金システムを事前にしっかりと理解しておけば、誰でも安心して楽しめる場所です。

まず、基本となるセット料金、指名料、ドリンク代といった各項目の相場を把握することが重要です。これにより、入店前に大まかな予算を立てることができます。

また、予期せぬ高額請求を避けるためには、入店時に料金システムを店員に確認したり、会計時に明細をチェックしたりする習慣をつけましょう。キャストに高価なボトルを勧められた場合も、予算に合わせて「今日はいいよ」とスマートに断れば大丈夫です。

これらのポイントを押さえることで、キャバクラの夜を心から楽しむことができるでしょう。

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